親が退院し在宅で看護することになったら、どのように療養やケアを行なっていくのかを具体的に考える必要が出てきます。しかし、医療や介護に精通していなければ、何をどうすればいいのか正直わかりません。どうすればよいのでしょうか。

結論
「退院時ケアカンファレンス」という会議が、病院のソーシャルワーカーが病院側と地域側のスタッフを集めて、今後の介護のあり方を検討します。
解説
「退院時ケアカンファレンス」
「退院時ケアカンファレンス」とは、退院後の療養生活において、主治医はじめ関係する多職種の方が参加し、医療の内容や生活上必要なことがら、退院後のサービス内容について情報共有します。
退院時ケアカンファレンスの流れ
- 入院
- 退院の準備
- ケアマネジャーと面談
- 退院時ケアカンファレンス
- 退院
- 在宅での療養
全ての病院で実施しているわけではない?
病院によって何の手順を踏むことなく、退院勧告される場合もあるので、病院側から何もなさそうであれば、退院前までに医療ソーシャルワーカーや医師、看護師へ確認してみましょう。
また病院側の対応に不満や疑問がある場合には、親の自宅住所を管轄する「地域包括支援センター」へ相談できます。
参照:「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」