親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

HOME 認知症

離れて暮らすからこそ気をつけるべき親のひとり歩き(徘徊)【介護の始まり、まず知っておきたいこと】

投稿日:2021年4月7日 更新日:

結論

離れて暮らす認知症の親の代表的な心配事として、ひとり歩き(徘徊)があります。「徘徊」とは、目的もなくさまよい歩くという意味ですが、実際は認知症の人は目的があって外出したものの、道に迷い、目的地が分からなくなることが多いため、認知症当事者などから呼び方を変えて欲しいという声が挙がり、自治体でも徘徊という言葉を使わないところもあります。警察庁の調査によれば、認知症やその疑いのある行方不明者数は、年間1万6927人(平成30年度)。しかし、約99%は1週間以内に所在が確認されています。それでも、離れて暮らす子は行方不明の親が見つかるまでは、気が気ではありません。ひとり歩きは、認知症の症状が重い方にも軽い方にもあり、歩行能力が維持されている方に多いです。ひとり歩きをした4割が要介護認定を受けていないというデータからも、介護保険サービスにたどりついていない、あるいは病院を受診していない高齢者が多く存在します。発見までにかかった時間は、半数が9時間未満であり、年齢が若いほど、発見に時間がかかっています。このことからも、ひとり歩きは早期で気づき、通報してすぐ捜索することが大切です。早期発見のコツは、認知症高齢者SOS見守りネットワークに登録しておくことです。未登録者の発見時間は、登録者の2・72倍かかります。心配な方は、役所や地域包括支援センターに、親の特徴など情報登録をしましょう。ひとり歩きした家族が起こした事故や火災が原因で、離れた家族に監督・賠償責任を求められることもありましたが、市が保険料を負担して、被害者である市民を補償するところもあります。

参照:「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと」

にほんブログ村 介護ブログへ

-HOME, 認知症
-,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

家族の誰が窓口になる?医療・介護職とのつながり方【キーパーソン】

HOME

家族の誰が窓口になる?医療・介護職とのつながり方【キーパーソン】

解説 キーパーソンは家族間の調整ができる人を 病院や施設の方は、家族の中でもキーパーソンに…

続きを読む

認知症の親を呼び寄せる?それとも故郷へUターン?【同居介護・遠距離介護】

HOME

認知症の親を呼び寄せる?それとも故郷へUターン?【同居介護・遠距離介護】

結論 呼び寄せは認知症進行のリスクもある 親の認知症が悪化したり、子が介護で通うことに疲れ…

続きを読む

貼り紙を使って親の自立を促す【貼り紙の活用】

HOME

貼り紙を使って親の自立を促す【貼り紙の活用】

解説 貼り紙は大きくはっきり書く 認知症の親に注意を促したり、電化製品の使い方を教えたりす…

続きを読む

まだ認知症予備軍の段階かもしれない【MCIと認知症の違い】

HOME

まだ認知症予備軍の段階かもしれない【MCIと認知症の違い】

認知症と診断される前に、MCI(軽度認知障害)と呼ばれる段階があります。認知症予備軍とも言…

続きを読む

正月やお盆を避けて介護する3つの理由【ハイシーズンの介護のデメリット】

HOME

正月やお盆を避けて介護する3つの理由【ハイシーズンの介護のデメリット】

結論 正月やお盆にできないこと 年末年始やお盆くらいしかまとまった休みが取れないので、そう…

続きを読む

40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。