親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

HOME 認知症

介護保険だけじゃない!民間見守りサービスのいろいろ【見守りサービス】

投稿日:2021年4月5日 更新日:

結論

安否確認レベルなら民間見守りサービスは有効

民間の見守りサービスやボランティアを活用した、親の見守りが可能です。例えば、親が家電等を利用すると、子にメールで安否を知らせるサービスや、月1回程度の対面による訪問型見守りサービスなどがあります。親の様子を電話で確認する煩わしさもないですし、忙しくてなかなか親に会えない人にも便利なサービスです。メールによる見守りサービスは安否確認には有効ですが、親の体調や認知症の症状の変化までは分かりません。訪問型見守りサービスも、スタッフの認知症に対する理解が不十分な場合、訪問時間内で親の異変に気づくことができないため、ただの安否確認と変わりません。このように、親をどれだけ深く見守れるかはサービスによって違います。親に対してそれほど不安を抱えていなければ、安否確認レベルの見守りでも構わないでしょう。しかし不安が大きいようなら、介護保険サービスを活用したり、家族自らが様子を見に行ったりするしかありません。

民間ならではの訪問型見守りサービスの特徴

親の介護の態勢が整い、自分の生活のリズムが決まると、次第に不安は和らぎます。そのため、介護初期は見守りサービスを手厚くし、介護に慣れてきたら、サービスを減らしてもいいかもしれません。民間の訪問型見守りサービスは、介護保険サービスでは提供できない部分までサポートしています。例えば、親の趣味に付き添う、話し相手になる、同居する家族の食事まで用意する、夜間の見守りをするなどのサービスを提供している業者もあります。ただし料金は、介護保険サービスより割高です。

参照:「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと」

にほんブログ村 介護ブログへ

-HOME, 認知症
-,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

認知症になったら障害者手帳を取得すべき?【精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳】

HOME

認知症になったら障害者手帳を取得すべき?【精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳】

結論 介護保険サービスが優先される 認知症で身体に障害がない方は、精神障害者保健福祉手帳、…

続きを読む

人生の最期を迎えるまでのステップを知っておく【死までのプロセス】

HOME

人生の最期を迎えるまでのステップを知っておく【死までのプロセス】

解説 亡くなる1週間前からサインが現れる 看取り期を迎えた親は、個人差はありますが、亡くな…

続きを読む

離れて暮らす親を扶養にして医療費を節約する【扶養控除】

HOME

離れて暮らす親を扶養にして医療費を節約する【扶養控除】

結論 親は健康保険上・税金上の扶養にできる 離れて暮らす親を、健康保険上の扶養と税金上の扶…

続きを読む

離れて暮らす親の認知症介護 10の心得

HOME

離れて暮らす親の認知症介護 10の心得

10の心得 親の介護に避ける時間・できることは、限られていると割り切りましょう自分や家族に…

続きを読む

認知症の種類を理解し、混合型にも注意しよう【認知症の種類】

HOME

認知症の種類を理解し、混合型にも注意しよう【認知症の種類】

認知症は数多くの種類がありますが、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認…

続きを読む

40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。