親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

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「介護保険」以外にも使えるサービスってあるの?【親の入院・介護】

投稿日:2020年11月30日 更新日:

ここまで主に介護保険のサービスを紹介してきましたが、サービスは他にもあります。高齢者向けのサービスは、次表の4つに大きく分類できます。

結論

高齢者向けサービスの種類と内容

①介護保険のサービス ②自治体の地域支援事業 ③地域のボランティア・NPOのサービス ④民間企業のサービス
利用条件 自治体の窓口などに要介護認定の申請をし、要支援や要介護の認定が必要 要介護認定の「要支援者」「基本チェックリストの該当者」「地域に暮らすすべての高齢者」 特に条件なし 特に条件なし
サービスの種類 概ね全国一律 自治体独自の判断 提供団体により異なる 事業者によりサービス内容、水準は異なる
費用負担 介護認定の利用限度基準額内であれば、1割または2割負担 無料や低価格、また現物支給などさまざま 全額自己負担だが、比較的低価格 全額自己負担
情報入手先 親の暮らす自治体の担当窓口、地域包括支援センターなど 親の暮らす自治体の担当窓口、地域包括支援センターなど 地元の社会福祉協議会、地域包括支援センターなど 各事業者、インターネット、クチコミなど

これらのうち、②「自治体の地域支援事業」は、要介護度の低い「要支援者」、「基本チェックリストの該当者」に提供される訪問型・通所型サービス、食事の宅配や安否確認などがあります。その他、地域に暮らすすべての高齢者が受けられるサービスもあります。役所が実施するものなので、比較的安価です。2章21でも紹介しますが、さまざまなサービスが用意されています。

③「地域のボランティア・NPOのサービス」は地域に暮らす人々が実施するサービスです。地域には必ず「社会福祉協議会」という半官半民の機関があります。そこでは、住民参加型の「有償ボランティアサービス」(1時間700〜900円ほど)をネットワークしているところも。さらに、地元のボランティア団体やNPOが行う福祉サービスの情報も収集しています。そして、④は「買う」サービスとなります。

解説

親が暮らす地域の情報を得る

②〜④のサービスは、自治体によって違いがあります。そこで、親の暮らす地域の情報を集めることが重要です。①〜③については、地域包括支援センターに問い合わせれば内容を確認できます。③は社会福祉協議会の情報量が多いかもしれません。④の民間サービスは、インターネットでの情報収集や地域のクチコミが役立ちます。

例えばこんなサービス

悩みごと 解決策 問い合わせ先
炊事が面倒、できない 食事の宅配サービス 自治体、社会福祉協議会、民間事業者
重いものの買い物が大変 スーパーや生協の個別宅配、ネットスーパー(子が買い物を代行) 民間事業者
ゴミ出しに困っている ゴミの持ち出し集取、戸別収集サービス 自治体
車の運転が危ない コミュニティバス 自治体、社会福祉協議会
お金の管理が心許ない 日常生活自立支援事業、成年後見制度 社会福祉協議会、家庭裁判所

参照:「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」

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40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。