40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。
福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。

結論
救急車への連絡、もしくは救急安心センターへの連絡。そして、搬送先へなるべく早く駆けつけ、スケジュールの確認調整、他の家族や親戚へも連絡をする。
解説
突然、電話が掛かってくる、、、
深夜寝ている時かもしれません。家族や病院からの突然の電話、突然のことにどうすればいいんだっけとパニックになることでしょう。目の前で起こっていて、且つ緊急性の可能性がある場合はすぐに救急車を呼びます。
しかし救急車を呼んだほうがいいのか迷う場合は「救急安心センター」というものがあるので、あらかじめご両親の住んでいる地域を確認しておくと安心です。「救急相談窓口」の他にも、「医療情報ネット」を確認すれば、夜間や休日に診てもらえる病院の情報が調べられます。
救急車を呼ぶか迷ったら
救急安心センター(♯7119実施エリア)
- 札幌
- 宮城県内
- 茨城県内
- 埼玉県内
- 東京都内
- 横浜市内
- 新潟県内
- 大阪府内
- 神戸市・芦屋市
- 奈良県内
- 鳥取県内
- 広島県
- 山口県内
- 徳島県内
- 福島県内
※上記以外にも実施されている地域もあるので、予め確認しておきましょう。
救急安心電話相談(#7009実施エリア)
- 千葉県
大人の救急電話相談(#7111実施エリア)
- 栃木県
山形県救急電話相談(#8000 #8500実施エリア)
山形県
緊急相談窓口が見つからない場合
「厚生労働省 医療情報ネット」で調べられます。厚生労働省のサイトには医療機関の詳細がわかるのでチェックしておきましょう。
「救急指定病院」
通報してから現場到着までの全国平均は8.5分。通報から病院搬送までは39.3分。搬送される約57%(2017年、総務省消防庁)が高齢者(65歳以上)が占めている。
最初に搬送される病院は、「救急指定病院」になります。3年ごとの更新制になっており、こちらも適宜確認しておくと安心です。
搬送先の病院がわかったら、なるべく早く駆けつけ、スケジュールを確認して、当面の予定を調整します。その際、他の家族や、親戚へも連絡しておくといいです。
参照:「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」