親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

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自分の生活環境も大切にする【介護のルーティーン化】

投稿日:2021年4月16日 更新日:

結論

親のもとへ帰るリズムをつくる

親を長期で支えていくためには、介護に関わる子とその家族の生活環境を整えることも大切です。介護で家を空けることになれば、家事や育児の役割分担が変わります。また、介護と仕事の両立で収入が減れば、家計全体の見直しが必要になります。介護初期は、介護の態勢が整っていないので、親の家を頻繁に訪問し、滞在する必要があります。しかし、親の生活パターンを把握し、ケアマネに相談して、ヘルパーやデイサービスなどの利用が始まれば、通う回数も介護負担も減って、子の生活も変化していきます。介護のリズムができれば、介護をしない他の家族も予定が立てやすくなり、家事や育児のサポートがしやすくなります。認知症の親の状態や介護の態勢が流動的なうちは、子やその家族も落ち着きません。しかし安定してくると、あれこれ考えたり、悩んだりすることが減り、介護がルーティーン化され、自然と体が動くようになっていきます。

独身の介護者は防犯対策が大事

独身の介護者は、自分の家の防犯対策を忘れないでください。長期で留守にする場合、新聞や郵便物を止めておかないと、ポストがいっぱいになって、空き巣に狙われやすくなります。また、不在を悟られないよう、豆電球など小さな照明をつけたり、鍵の対策をしたりするなどの防犯対策も有効です。独身の介護者は、家事を誰かに任せるわけにはいかないので、負担は大きくなりますが、早く生活のリズムをつくって、介護をルーティーン化しましょう。

独身の介護者が注意すべきこと

  • 郵便物は止めておく
  • 鍵は二重ロック
  • 照明をつけておく
  • 冷蔵庫の消費期限確認
  • 侵入窃盗は3階以上の共同住宅が安心

参照:「親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと」

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40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。