親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

会話

親が「認知症」かも…どう伝えればよい?【親の入院・介護】

投稿日:2020年12月18日 更新日:

早期に専門医を受診することが大切

親の言動に「あれっ?」と思う点が増えてくると、もしかして認知症では……と不安になります。医師の診断を受けて早期に治療すれば、認知症であっても進行を遅らせられるケースもあります。認知症だと思っていたら、高齢者特有の「うつ」だったり、薬の飲み合わせが悪いことが原因だった、なんていう場合も。いずれにしても早期に受診し、治療を開始することが重要だといえるでしょう。

それでも、「精神科」や「もの忘れ外来」に親を連れていくのはハードルが高く、手をこまねいている子は多いものです。しかし、病院にかからず、そのままにしておいたため、認知症の症状が進行してしまい、本人や家族に大きな負担がかかることも少なくありません。

結論

提案方法を工夫する

ウソも方便という言葉があります。例えば、左頁のように親に提案して、連れ出すことに成功した子がいます。どう言えば耳を貸してくれるかは、親の性格や日頃の親子関係によっても違います。ぜひ、工夫してみてください。

率直に「病気かもしれない」、「早期に診てもらえば、いろいろな治療法があるよ」と説明したり、「薬の飲み合わせが悪くて混乱することもあるらしいから、一度専門の先生に診てもらおう」と話すのも手です。このとき、くれぐれも「もっとひどくなったら、知らないからね」などと喧嘩越しにならないように。「お父さんを介護することになるお母さんのために、受診して」と頼むのも効果的です。身近な保健所でも、認知症の相談対応をしています。

解説

親に認知症の専門受診を促す話し方例

  • 「70歳以上は全員、認知症の検査を受診することが決まった」と話す
  • 「今月中だけど、認知症の検査は無料。来月からは有料になるよ」と話す
  • 親の主治医にお願いして、「高齢者の健康診断の脳の検査もセットです」などと言ってもらい、総合病院で検査する

「嘘の方便」とはいえ、「食事に行こう」と誘って病院に連れて行くようなことはNG。当人が「だまされた」と思うと、今後のコミュニケーションに影響がおよびます

参照:「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」

にほんブログ村 介護ブログへ

-会話
-, ,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

入院・介護では「元気な親」への配慮も大切?【親の入院・介護】

会話

入院・介護では「元気な親」への配慮も大切?【親の入院・介護】

介護に必要なコミュニケーション力 増加する「老老介護」 親が入院すると、子はその親のことば…

続きを読む

独身でも安易に介護を抱え込むのは危険?【親の入院・介護】

会話

独身でも安易に介護を抱え込むのは危険?【親の入院・介護】

近年、独身のまま親と同居している子は増える傾向にあります。そして、同居する親に介護が必要と…

続きを読む

遠距離介護の場合、災害時はどうすればいい?【親の入院・介護】

会話

遠距離介護の場合、災害時はどうすればいい?【親の入院・介護】

親と同居や近居の場合は、被害が生じた際も、すぐに様子を確認したり、一緒に避難したりできるで…

続きを読む

親の主治医やケアマネとのかかわり方【親の入院・介護】

会話

親の主治医やケアマネとのかかわり方【親の入院・介護】

親への関与を怠ると、看護や介護の質が低下することがあるようにも思います。医療、介護の現場と…

続きを読む

不仲の親の介護【親の入院・介護】

会話

不仲の親の介護【親の入院・介護】

世間には、「老いた親の介護を子がするのは当然」という考え方が存在します。 しかし、親子には…

続きを読む

40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。