親の入院・介護、何をすればいい?

すぐにすべきこと、お金のこと、考えること【親の入院・介護】

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小規模多機能型居宅介護について【親の入院・介護】

投稿日:2020年11月27日 更新日:

介護が必要となった高齢者が、心身の状態や必要に応じて、「通い」を中心に「泊まり」「訪問」の3タイプを組み合わせて利用できる介護保険のサービスに「小規模多機能ホーム」があります。

結論

要介護者が、住み慣れた家・地域での生活を継続できるようにすることを目的としています。名称に「ホーム」とついているので施設だと考えがちですが、実際は「小規模多機能型居宅介護」という居宅サービス。つまり「在宅」です。

少人数登録制なので、どのサービスを利用しても、家庭的な雰囲気のなかで、顔なじみの職員からケアを受けられます。訪問、通い、泊まりが一か所で提供されるため、他の事業者の訪問介護、通所介護、通所リハビリ、ショートステイは利用できません。ケアマネジャーも小規模多機能ホームの担当者となります。原則、現住所と同一市町村の小規模多機能ホーム事業所のみ利用できます。

解説

小規模多機能ホームの仕組み

訪問

  • 必要があれば訪問して身体介護
  • 見守り安否確認のサービスも

通い

  • 入浴、昼食だけの利用もできる

泊まり

  • 急な場合も、部屋に空きがあれば宿泊可能

※「通い」「泊まり」は、それぞれ利用定員に上限あり
※他の事業者のサービスが利用できない。ケアマネも小規模多機能型居宅介護の担当者になる点に注意

利用料金は定額制

利用料は、要介護度ごとの定額制です。回数多く利用しても膨れ上がっていかないので安心感はあります(ただし宿泊や食事の料金は別途必要)。

けれども、事業者が料金に見合うだけのサービスを提供しなかったり、契約したものの親があまりサービスを利用しなかったりしても、一定の料金は支払わなければなりません。実際にどの程度のサービスが受けられるのかを、契約時にきちんと確認することが大切です。また、数は多くはありませんが、医療面を重視した「看護小規模多機能型居宅介護」もあります。

介護サービス費の目安(1割負担の場合/月定額)
要支援1 3,403円
要支援2 6,877円
要介護1 10,320円
要介護2 15,167円
要介護3 22,062円
要介護4 24,350円
要介護5 26,849円

※上記基本料金のほか、各種加算あり

介護サービスの他に「食費」「宿泊費」が必要
サービス内容が料金に見合っているのか、親が利用できそうなサービスがどれだけあるのかも要確認

参照:「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」

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40代に入り、いよいよ親の心配もで始めた感じではあるのですが、いざと言う時に何をどうすればいいのって、全くわからないことだらけ。わたしの年代だと同じ環境の方もたくさんおられると思います。

福祉の基本は「情報収集」と「自己申告」なので、自分から動かないと事態は何も進みません。親の入院・介護に直面した時に必要な知識を私も含め、いざという時、慌てないように知識を身につけていきましょう。